人々が本当に求めている商品づくりのために。
ホンモノを必要とする人材育成。

私たちは最新デザインと豊富な経験に基づく確かな技術でステークホルダーに永く愛され続ける商品を創り出すことを目標に日々商品作りに取り組んでいます。今現在の流行りだけを重視することなく、高いデザイン性を求めつつも地球環境への配慮や多様化するニーズとの調和など様々な要因を考え、未来永劫ステークホルダーに愛され続ける商品にするにはどのようなデザイン・技法・素材が適しているのか、慎重に考えた上で提案することを大切にしています。

グローバル化やIT化が進み、日本を取り巻く環境は大きく変化しました。アナログが全てだった時代と比べ、ニーズや価値観の多様化が一気に進み、それに伴い必要な技術も細分化していきました。弊社では『ホンモノの仕事』『全てのひとに成功と笑顔を』をスローガンとし、その時代に合っており、かつ数十年、数百年経ったあとも愛される商品を提供することを目指し、日々様々なデザインや新たな技法を取り込みつつ新たな調整をし、少しづつ成長することに邁進します。

わたしたちの強みは人材育成への熱意と誠意。

知識も大事、知恵も大事、才能も大事。しかし、何よりも大事なのは熱意と誠意である。この二つがあれば、何ごとでもなし遂げられる。松下幸之助氏が「人を育てる心得」で投げかけてくれました。

私もこれまで、熱意と誠意の大切さを痛感し、自分がこの点において欠けるところがないかということを絶えず自問自答してきました。そして実際、こういうように仕事をしていきたい、従業員とともにこのような会社にしていきたい、といった経営に対する熱意と誠意だけは、だれにも負けないような強いものをもっていたのではないかと思います。ですから、学問もなく、体も弱く、これといったとりえのない私でも、自分よりすぐれた知識、才能をもった部下の人たちに仕事をしてもらい、成果をあげることができたのでしょう。ですから、私はよく言うのです。

「社長というものは、何よりも熱意と誠意だけは、その会社において一番のものをもっていなければならない。社長にそれがあれば、社員もそれを感じて、知識ある者は知識を、技能ある者は技能を、というように、それぞれに自分のもてるものを提供し、働いてくれる」

このことは責任者の立場にある人だけにいえるものではありません。また、仕事の場だけにいえるものでもありません。人生のあらゆる場で、すべての人にとって、何か事をなし遂げようとする場合、熱意と誠意のあるなしが成否を決める一番のカギとなってくると思うのです。極端にいえば、口がきけない人であっても、熱意と誠意に強いものがあればきっと、筆談をするとか、身ぶり手ぶりをまじえるとか、いろいろと工夫して、事をなしていこうとするでしょう。またそうした態度が人の心を打ち、共感を呼んで、必ず協力者が現われてくる。物事とはそのようにして成っていくものではないでしょうか。

人生の成功の秘訣は、こういう部分が大切ではあると思います。

ホンキ姿勢。ホンモノ人材求む。